この記事では『Windowsの予約語』について、
- Windowsの予約語とは?
- Windowsの予約語の「種類」と「由来」
- Windowsの予約語使用時の「エラー」と「対策」
などを図を用いて分かりやすく説明するように心掛けています。ご参考になれば幸いです。
Windowsの予約語とは?
Windowsのファイルシステムには、特定の予約語(Reserved Words)が存在します。これらの予約語は、特定の用途(システムリソースやデバイス名)で使用されているため、一般のユーザーがファイル名やフォルダ名として使用することができません。Windowの予約語をファイル名等に使用すると、エラーや予期せぬ動作が発生する可能性があります。
Windowsの予約語の「種類」と「由来」
Windowsの予約語の「種類」と「由来」を以下に示します。
CON
- Console(コンソール、標準入力や標準出力デバイスのこと)の略です。
PRN
- Printer(プリンター)の略です。
AUX
- Auxiliary device(補助デバイス、例:シリアルポートなど)の略です。
NUL
- Null device(データを無視するための仮想デバイス)の略です。
COM1
からCOM9
- Serial communication ports(シリアル通信ポート)の略です。
LPT1
からLPT9
- Parallel ports(パラレルポート)の略です。
CLOCK$
- System clockの略です。
これらの語は、拡張子を付けても予約語として扱われます。たとえば、CON.txt
やLPT1.doc
などはファイル名として使用できません。
Windowsの予約語使用時の「エラー」と「対策」
予約語をファイル名やフォルダ名に使用すると、エラーや予期せぬ動作が発生する可能性があります。例えば、ファイル名をCON.txtで作成しようとすると、以下のようにエラーが発生します。
エラーの対策としては、予約語を使用しないように注意することが重要です。特に、プログラムやスクリプトで動的にファイル名を生成する際には、Windowsの予約語が含まれていないかチェックする機能を実装することが推奨されます。
本記事のまとめ
この記事では『Windowsの予約語』について、以下の内容を説明しました。
- Windowsの予約語とは?
- Windowsの予約語の「種類」と「由来」
- Windowsの予約語使用時の「エラー」と「対策」
お読み頂きありがとうございました。