この記事では、システムやアプリケーションでよく使われる用語『バリデーション』について、
- バリデーションとは
- バリデーションの具体例
などを図を用いて分かりやすく解説します。
バリデーションとは
バリデーション(validation)は、検証や妥当性確認の意味を持つ英単語であり、ITの分野では、システムやアプリケーションにおいて、入力されたデータが特定の条件や形式を満たしているかどうかを確認することを表します。
例えば、日付の入力欄には「YYYY/MM/DD」の形式で入力されているか、名前の入力欄には文字のみが入力されているかなどを確認します。
バリデーションの具体例
IT分野において、システムやアプリケーションの開発の話で出てくるバリデーションのほとんどは以下の意味のどれかを表します。
- 入力チェック
- 書式チェック
- 妥当性の確認
上記について、順番に説明します。
入力チェック
入力チェックは、ユーザーが入力フォームにデータを入力する際に、そのデータが特定の条件を満たしているかどうかを確認することです。
入力チェックの具体例
- 名前フォームに文字のみが入力されているか
- 年齢フォームに数値のみが入力されているか
- メールアドレスが
@
やドメイン部分を含んでいるか - パスワードが8文字以上であるか
書式チェック
書式チェックは、ユーザーが入力フォームにデータを入力する際に、そのデータが特定の形式やルールを満たしているかどうかを確認することです。
書式チェックの具体例
- 日付が「YYYY/MM/DD」形式で入力されているか
- 郵便番号が「123-4567」の形式になっているか
- 電話番号が「090-1234-5678」のように、数字とハイフンで区切られているか
妥当性の確認
妥当性の確認は、ユーザーが入力フォームにデータを入力する際に、そのデータが現実的で、システムの要求に合っているかどうかを確認することです。
妥当性の確認の具体例
- 年齢フィールドに「500歳」といった非現実的な数値が入力されていないか
- 日付が未来の日付ではないか
- 必須項目がすべて入力されているか
本記事のまとめ
この記事では『バリデーション』について、以下の内容を説明しました。
- バリデーションとは
- バリデーションの具体例
お読み頂きありがとうございました。