Gitを使っていると、「ブランチ名を変更したい」と思うことってありませんか?
例えば、以下のようなケースがあると思います。
- 最初に付けたブランチ名がわかりづらかった!
- チームの命名規則に合っていなかった!
- タイポ(スペルミス)してしまった!
こういったときは、ブランチ名を変更するのがベストです。この記事では、「ローカルブランチ名とリモートブランチ名の変更方法」をコマンド付きでわかりやすく解説します!
ローカルブランチ名を変更する方法
今いるブランチの名前を変更するには、以下のコマンドを実行します。
git branch -m 新しいブランチ名
他のブランチから対象ブランチの名前を変更したい場合には、以下のコマンドを実行します。
git branch -m 古いブランチ名 新しいブランチ名
現在のブランチ名を確認したいときは?
変更後のブランチ名がちゃんと反映されているかは、以下のコマンドで確認できます。
git branch --show-current
リモートブランチ名を変更する方法
ローカルで名前を変更しても、リモートのブランチ名はそのままです。リモートのブランチ名も変えたいときは、一度削除して新しく作り直す必要があります。手順を以下に示します。
1. ローカルブランチの名前を変更する
git branch -m 新しいブランチ名
2. 新しい名前でリモートブランチにプッシュする
git push origin 新しいブランチ名
3. 古いブランチ名をリモートから削除する
git push origin --delete 古いブランチ名
プルリクエストを作成していた場合、古いブランチ名のままになっているので、必要に応じて新しいブランチで再作成しましょう。
本記事のまとめ
この記事ではローカルブランチ名とリモートブランチ名の変更方法について、以下の内容を説明しました。
操作 | コマンド例 |
---|---|
ローカルブランチ名変更(現在のブランチ) | git branch -m 新しいブランチ名 |
ローカルブランチ名変更(他のブランチ) | git branch -m 古いブランチ名 新しいブランチ名 |
リモートに新ブランチ名を反映 | git push origin 新しいブランチ名 |
リモートの旧ブランチ名を削除 | git push origin --delete 古いブランチ名 |
お読み頂きありがとうございました。