インターネットやネットワークに関する説明では、トラフィックという言葉がよく使われます。
この記事では、インバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックについて、具体例を交えながらわかりやすく解説します。
インバウンドトラフィックとは
インバウンドトラフィックは、ネットワーク上を流れるデータのうち、 「外部から内部に入ってくるデータ」 を指します。
例えば、以下のような場面でインバウンドトラフィックが発生します。
インバウンドトラフィックの具体例
- ウェブサイトへのアクセス
- あなたの運営するウェブサイトにユーザーがアクセスすると、外部(ユーザーのブラウザ)から内部(あなたのサーバー)にリクエストが送られます。このリクエストがインバウンドトラフィックです。
- メールサーバーに届くメール
- メールを受信すると、外部(他のメールサーバー)から内部(メールクライアント)にデータが送られます。このデータがインバウンドトラフィックです。
- ファイルのダウンロード
- クラウドサービスからファイルをダウンロードすると、外部(クラウドサービス)から内部(あなたのパソコン)にデータが送られます。このデータがインバウンドトラフィックです。
アウトバウンドトラフィックとは
アウトバウンドトラフィックは 、ネットワーク上を流れるデータのうち、 「内部から外部に送られるデータ」 を指します。
例えば、以下のような場面でアウトバウンドトラフィックが発生します。
アウトバウンドトラフィックの具体例
- ウェブページの閲覧時のリクエスト送信
- ウェブサイトを閲覧するために、検索リクエストを送ると、内部(あなたのパソコン)から外部(検索エンジン)にリクエストが送られます。このリクエストがアウトバウンドトラフィックです。
- メールの送信
- メールを送信すると、内部(メールクライアント)から外部(他のメールサーバー)にデータが送られます。このデータがアウトバウンドトラフィックです。
- ファイルのアップロード
- クラウドサービスにファイルをアップロードすると、内部(あなたのパソコン)から外部(クラウドサービス)にデータが送られます。このデータがアウトバウンドトラフィックです。
インバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックの違い
インバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックの違いをまとめます。
- インバウンドトラフィック
- 外部から内部に入ってくる通信(例: ウェブサイトへのアクセス)
- アウトバウンドトラフィック
- 内部から外部に送られる通信(例: 検索リクエストの送信)
本記事のまとめ
この記事ではインバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックについて、以下の内容を説明しました。
- インバウンドトラフィックの意味と具体例
- アウトバウンドトラフィックの意味と具体例
お読み頂きありがとうございました。