ウェブサイトを閲覧していると、リンクをクリックしたり新しいページに移動したりすることがあります。こうしたナビゲーションは『トップレベルナビゲーション』と呼ばれます。
この記事では『トップレベルナビゲーション』について、
- トップレベルナビゲーションとは
- トップレベルナビゲーションの具体例
- トップレベルナビゲーションでない場合の具体例
などを分かりやすく説明するように心掛けています。ご参考になれば幸いです。
トップレベルナビゲーションとは
トップレベルナビゲーション(Top-Level Navigation)とは、ウェブブラウザのアドレスバーに表示されているURLが変更されるナビゲーションのことです。具体的には、ユーザーがリンクをクリックすることで、新しいページに移動し、ウェブブラウザのアドレスバーに新しいURLが表示される場合を指します。
トップレベルナビゲーションの具体例
例えば、現在「http://hogehoge.com/」のページを見ているとします。このページに「http://foofoo.com/」へのリンクがある場合、ユーザーがそのリンクをクリックすると、「http://foofoo.com/」にリクエストが送られ、「http://foofoo.com/」に遷移します。この時、ウェブブラウザのアドレスバーに表示されているURLは「http://foofoo.com/」になるので、トップレベルナビゲーションになります。
トップレベルナビゲーションの特徴
トップレベルナビゲーションの特徴を以下に示します。
- URLの変更
- ウェブブラウザのアドレスバーに表示されるURLが新しいページのURLに変わります。これにより、ユーザーは現在表示しているページのアドレスを確認できます。
- ブラウザ履歴の更新
- 新しいURLがブラウザの履歴に追加されます。これにより、ユーザーは「戻る」ボタンを使って前のページに簡単に戻ることができます。
- 完全なページリロード
- トップレベルナビゲーションは通常、完全なページリロードを伴います。つまり、新しいページ全体が読み込まれ、表示されます。
トップレベルナビゲーションでない場合の具体例
例えば、現在「http://hogehoge.com/」のページを見ているとします。このページで以下のようなJavaScriptのコードが実行された場合を考えてみましょう。
fetch("http://foofoo.com/")
.then(response => response.json())
.then(data => console.log(data));
上記のコードは「http://foofoo.com/」にリクエストを送りますが、ウェブブラウザのアドレスバーのURLは「http://hogehoge.com/」のままなので、トップレベルナビゲーションではなく、ページのコンテンツだけがバックグラウンドで取得されます。
本記事のまとめ
この記事では『トップレベルナビゲーション』について、以下の内容を説明しました。
- トップレベルナビゲーションとは
- トップレベルナビゲーションの具体例
- トップレベルナビゲーションでない場合の具体例
お読み頂きありがとうございました。